先日、天気が良かったのでバイクで琵琶湖一周してきました!
宇治川から瀬田川沿いに走り、湖岸道路を快走!
平日ということもあってトラックが多かったですが気持ちよく走る事ができました。
湖岸道路ちょこっと走ったら、8号線の方へ向かい寄り道。
彦根市の手前ぐらいにある豊郷町という所です。
豊郷小学校旧校舎という校舎があるのですが、昭和12年頃に
建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズによって設計された校舎で
「東洋一の小学校」「白亜の教育殿堂」と呼ばれていたそうです。

天気が良い日に来ると校舎が白くてすごく綺麗に見えます!

木の廊下で温かみがあり、通ってませんでしたが懐かしい感じがします。

階段の手すり部分にはうさぎと亀のブロンズオブジェ。3階まで競争しています。

音楽室前
この校舎、6年前にある事がきっかけで全国から観光客が殺到するような場所になったのですが、
それよりも前、16年ぐらい前にこの校舎の解体、新校舎建設を巡って揉めに揉めていました。
当時、ニュースで報道されていたのを見ていたので覚えていますが、
旧校舎を残したい地元住民の方々と町長、解体業者との争いはひどかったです。
結局、旧校舎は保存、新校舎は別の場所に建設ということに落ち着いたみたいですが。
そして6年前にブームのきっかけとなったのがコレです。
けいおん!
CD出せばアイドルよりも売れる、ローソンのプレゼントイベントでは応募用サーバーがパンクするなど当時、大人気でした。
廃部寸前に陥った軽音部にド素人の主人公が入部し、その他の仲間たちとの学園生活を
描いた4コマ漫画が原作で、2009年にアニメ化されました。
そのアニメ化で、彼女たちが通う架空の高校の校舎や部室等のモデルにされたというのがこの旧豊郷小なのです。

すべてファンから寄贈されたグッズで図書室が埋め尽くされています。

楽器、フィギュア、関連書籍等々けいおんミュージアムと化しております。

軽音部の部室。全国各地から来られてるみたいです^^
最近では、アニメの舞台、町並み、背景等を実在する場所をモデルにしていることも多いです。
ご存知の方も多い、エヴァンゲリオンの第3新東京市は箱根がモデルになっています。
こういったアニメ人気にあやかり、市町村としても町興しに利用し地域活性化にも繋がっている事も。
このような場所の事をアニメファンの間では
「聖地」と呼ばれています。
けいおん!も放送が終わって5年ほど経過していますが、未だにこの聖地には多くの人が訪れています。
解体問題でひと騒動あった校舎がこのような形で、人々から愛される場所になった事はとても良い事だと思います。
アニメファンでなくとも見る価値のある建築物なので、天気の良い日に行く事をオススメします!
という事を思いながら、琵琶湖残り半周(苦痛)を走りきりました。
あんなに天気良かったのに、昼過ぎからくもり→帰宅する頃には雨でした・・・
以上!
アニメとラーメン大好き!宇治店の竹元でした^^