どうも、こんにちは。
”中和幹線のフォトグラファー”こと、仲です。
当ブログを担当させていただくことの多い私ですが、たまーに
「ブログの写真がキレイですね!」
「どうやって撮ってるんですか?」
など嬉しいお言葉をいただくことがあります。
実はわたくしの趣味のひとつが”写真・カメラ”でありまして、旅行やお出かけの際には必ずといっていいほどカメラを持って出かけます笑
(カメラバッグの中身です。ぎゅうぎゅうに詰め込まれてるのでめちゃ重いです...汗)
そこで本日は私の”写真”に関するちょっとしたこだわりをご紹介できたらと思いまーす☺
まず撮影機材のご紹介ですが、現在のメイン機となっているのがこちら
”Canon EOS M6 Mark Ⅱ”


コンパクトなミラーレス一眼レフで”持ち運びのしやすさ”で購入したのですが、バカデカいレンズをつけるので全然コンパクトではないという...笑
でも一眼レフ(ミラーレス含む)の特徴として、
①イメージセンサーが大きい(高画質・暗部に強い)
②背景をぼかしたり、ボケ味のある写真が撮れる
③用途に合わせて様々なレンズに付け替えができる
といった特徴があります。
”一眼レフ=高画質”というイメージは上記のことから来ているんですね!
ゆくゆくはフルサイズミラーレス一眼レフカメラ”Canon EOS R”の後継機に移行したいと考えています。(いつ出るかはわかりませんが...)
で、次にサブ機のご紹介です。
”Canon Power Shot G7X Mark Ⅱ”

当ブログで使用している写真のほとんどがこのカメラで撮影しております♪
コンパクトデジカメ(略してコンデジ)ですが、イメージセンサーが1.0型と大きいものが使われており、高性能なコンデジは”高級コンデジ”といわれます。

センサーサイズが大きいほうが光を多く取り込めるため暗部撮影に強かったり、美しい背景ボケを表現(レンズ性能にもよりますが...)できたり、何より高画質での撮影が可能となります!
ただ、「いいカメラを使ったからといってそれだけで写真が上手くなるのか?」と聞かれるともちろん答えはNO!です。
プロと同じ機材を使っていたとしても道具を使いこなす技術であったり、知識がなければ100%の力を発揮することはできませんよね。
次に撮影時に”構図”を考えることが写真を美しく見せるための大切な要素のひとつであります。
まず、”構図”とは、「決まった場所に被写体を置くとキレイに撮れるよ、こういうシーンではこの構図を当てはめると被写体が引き立つよ」といったものです。
基本構図はこの8種類かと思います。

これだけではイマイチピンとこないと思うので、写真例を使って見ていきます。

これらの写真は先述の構図を使って撮影されています。※右上のみ「額縁構図」と呼ばれるもので、先述の構図の種類には載っておりません
どうですか?
奥行や立体感、迫力が上手に表現できていると思いません?
構図をしっかり組み立てて撮影することで、今までよりも写真がグンと際立つと思うので是非参考にしてみてください。
最後にいい写真が撮れても、そのままの状態では写真の素晴らしさ、臨場感を100%お伝えすることはできません。
そこで最終的に撮影した写真を「RAW現像(レタッチ)」といったものをします。
「なんやそれ...難しい専門用語ばっか使われてもようわからんがな」
という方もおられると思いますが、これを知っている知らないとでは大違い!!
凄い写真に仕上げることができるんです!

まず、通常スマホや低価格デジカメで撮影した画像は”JPEG”というファイル形式で保存されます。
普段保存している形式がこのJPEGで、非可逆圧縮方式といわれるものです。
カメラのイメージセンサが取り込んだ情報を圧縮しているためデータは軽くなる反面、画像が劣化し復元できない方式なのです。
対して一部の一眼レフカメラでは”RAW”と呼ばれるデータ形式で保存することができ、撮影時の色情報がそのまま未加工データなので画質の劣化がほとんどないのです。
デメリットとしてはデータ量が大きいため撮影可能枚数が少なくなってしまいます。

JPEGで表現できる色数は1677万色に対し、RAWは4兆3980億色といわれていますのでいかにRAWデータの色調表現力が高いかということがわかります。
「で、結局のところ何がちがうの?」
となるわけですが、RAWデータで撮影する最大の理由は”レタッチが可能”ということです!
(また難しい言葉がでてきたよ...)
JPEGで保存された画像はカメラが自動的に色表現を決めて圧縮して保存されているため、後で「もっと明るくしたい」や「逆光で黒つぶれになってしまった...」というときでも無理矢理変更する形になるので画質・諧調が破綻してしまいます。
しかしRAWデータは色情報がそのまま記録されている”生データ”であり、この段階では色が決定していないため、撮影後に色調整・明るさやコントラスト調整が可能であるのです(=゚ω゚)ノ
先日、京都の仁和寺に行ったときの写真です。

上がRAWで撮ったままの写真です。
仁和寺の正門の写真ですが夕方だったため逆光になっており全体的に黒つぶれしてしまっております。
これをレタッチしたのがこちら↓↓

色情報が適切に再現され、ディテールがくっきりしました!
空の表情もメリハリでました。
同じく仁和寺の五重の塔です。

これが

どうですか?凄くないですか?
これがRAWデータで撮る最大のメリットで、これが”RAW現像”と呼ばれるレタッチ作業です!

写真を撮る⇒PCに取り込む⇒RAW現像(レタッチ)という作業を繰り返し、一人でも多くの方にいい写真で楽しく新鮮な情報をお伝えしたいと日々ブログを綴っています。
長々となりましたが本日は私なりのブログ写真のこだわりをご紹介させていただきました。
今後もこういったところにも着目してもらえるとめっちゃ嬉しいで〜す♪
それではまた(=゚ω゚)ノ